闇金 体験談

闇金体験談その1

今まで僕は自営業を営んでおりましたが、景気の悪さから業績悪化、お恥ずかしながら会社を倒産させることになりました。

蓄えはありましたが年齢もありなかなか再就職も決まらず、すぐに生活に困窮することになりました。

消費者金融の比較サイトなどで調べ、まず生活費を借りるべく駆け回りましたが、無職の僕にお金を貸してくれるお店はありませんでした。

そんなおり、自宅のポストに『すぐ融資します』とチラシが入っていました。

カラーで綺麗だったこともあり、会社名を調べるとHPもあったので安心して電話をかけてみました。

そこで一度お店に来て欲しいと言われたので実際に行ってみると、お店ではなくマンションの一室でした。

少し訝しんだのですが、物腰の低い男性から簡単な書類記入を指示されたのでその通りにしたら、それだけで審査が通りました。

向こうがまず10万円からと言われ、実際は利息分の1万円を引かれ9万円を渡されました。

返済は10日後に利息分を払うか元金を返してゆく方法だったのですが、もちろん10日後に元のお金を返せるだけの収入がなく、利息分だけを支払っていました。

これがいわゆるトイチだったんですよね。しかしそのときの僕には知る由もなく、日雇いの工場作業で何とか利息分は返してゆく生活でした。


しかし日雇いもいつも仕事があるわけではなく、利息分さえ苦しくなったとき返済が出来なくなりました。

すると、次の日から電話が日がな鳴り響き、留守電にしておくと罵詈雑言が耳にはいりました。

そんななか田舎の両親から電話が掛かってきたので話をすると、金貸しが来たんだがどういうことだ、と言われました。

まさかとは思いましたがどう考えてもお金を借りた会社、しかも闇金の仕業だったのだと、そこで初めて気づきました。

最初に対応した男性の対応も、僕があえてお金を借りやすいようにしたんだと思えば合点が行きます。


電話が掛かってくる恐怖に身がすくみ、まともに外にも出られなくなってしまいました。

しかし、親に懇願して元金の分を借り何とか事なきを得たのですが、あんな恐ろしい思いは二度としたくありません。


今は何とか仕事も見つかり、ギリギリですが普通の生活を過ごせています。

お金を借りないのが一番ですが、お金が無い焦りから闇金に手を出さないように心から願っています。